セルフアートメイクが危険な5つの理由。落とせない・失明のリスクも【専門家監修】
アートメイク全般
アートメイク全般
アートメイクは、タトゥーと違って永久的にお肌に残る施術ではありません。ある程度の年月が経つと自然と薄くなっていくのですが、1回のアートメイクで、一体どのくらいの期間色が持つのか知りたいですよね。今回は、Dクリニック東京 ウィメンズ(旧ウィメンズヘルスクリニック東京)のアートメイク施術担当者・北村久美が、アートメイクを受けようか検討されている患者様の質問にまとめてお答えしました。
「通常は2~3年とご案内させていただいておりますが、新陳代謝のスピードは人によって異なるため個人差があります。新陳代謝の高い方は1年で薄くなる場合もあります」
「例えば、日頃からジョギングや水泳などの運動をしている方や、エステやサウナに通っている方ですね。また、そういった習慣がなくても汗かき、脂性肌の方は薄くなりやすい傾向があります」
「男性は一般的に女性よりも新陳代謝が高いのでその可能性はありますね」
「はい。女性の方は肌トラブル改善のために、ピーリング用化粧品を使用されることがあると思います。通常の代謝以外でも、そういった強制的にターンオーバーを促す行為もアートメイクを早く薄める原因になります。気になる場合は施術部位をなるべく避けるなどしてご使用ください」
「ピーリング以外には、肌荒れや怪我にも気をつけてください。傷を治すときには、新しい細胞によって肌が再生しますので、その過程で色が薄くなることがあります」
アートメイクを長持ちさせるためのポイントについてはこちらで詳しくご紹介しておりますので、ぜひご確認ください。
「必ずとは言いませんが、していただくことをお勧めします。なぜなら、アートメイクを長年放置すると、部分的に色が抜けてまだらな眉毛になることがあります。その結果お化粧が上手くいかない、時間がかかるなどの問題が出てきます」
「はい。また、数年経つと年齢によるお顔の変化もあります。その時の印象に合わせて最適なデザインをご提案させていただきますので、ぜひリタッチはしていただきたいと思います」
「いえ、詳しい価格はホームページでもご案内しておりますが、当院で新規施術なさった方はアフターフォロー料金を設定しております。『眉毛が上手く描けなくなってきた』と感じた場合はどうぞ当院にご相談ください」
今回はアートメイクの持ちと、リタッチについての質問にお答えしました。アートメイクはお肌の表皮層に色素を入れる技術であり、表皮層の細胞が新陳代謝によって入れ替わると色素が抜けていく、という仕組みをご理解いただけたでしょうか。
薄くなる、というと「せっかく入れたのにもったいない」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、タトゥーと違って永久に残らないところがアートメイクの魅力でもあります。年月によって、お顔は少しずつ変わっていきます。そのため、眉毛やアイラインもその都度お顔に合わせて変えられる、というのは大きなメリットです。
生活に制限を設けて無理に長持ちさせるよりも、薄くなったらリタッチ、という感覚で、いつでもお気軽にご来院ください。
この記事の監修者
メディカルアートメイクトップアーティスト(看護師)。メディカルアートメイク暦27年、施術件数約8,000件の豊富な知識と経験を持ち、たくさんの患者様から信頼を得ている。カウンセリング→デザイン→施術→アフターフォローまで全てを担当。通常業務の傍ら、日本メディカルアートメイク協会の理事、事務局長として活動をしている。
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