この記事の監修者

医療法人社団ウェルエイジング
ウィメンズヘルスクリニック東京

チーフ 糸井 麻美 (いとい あさみ)

2013年、クリニックに入職。入職時より女性の発毛治療と抗加齢医学を学び、カウンセラーとして患者さまからのお悩みをお聞きし、治療前の不安な気持ちに寄り添い、安心して治療を開始できるように心を尽くしてきた。
現在はウィメンズヘルスクリニック東京のチーフスタッフとして活躍中。患者さま一人ひとりに丁寧に向き合う診療を行うよう、スタッフに対して接遇向上や発毛治療に関する知識の強化を図るとともに、患者さまが心地よく過ごせる雰囲気づくり等にリーダーとして注力している。

女性の薄毛はどこの病院で診てもらえばいいのでしょうか。頭皮も皮膚のうち。確かに皮膚科でも薄毛治療は不可能ではありません。しかし、頭髪治療に特化しているわけではないので、思うような治療成果が得られない可能性も少なくありません。ここはやはり頭髪治療に特化した専門病院がお勧めです。

baseimage

女性の薄毛は、病院で治療できる?

女性にせよ男性にせよ、好き好んで薄毛になる人はいません。
でも、個人の好みや都合などお構いなしにじわじわ始まるのが薄毛。

病院などで治療するなら、薄毛に気づいた時にできるだけ早く始めるのが、早期改善への近道です。
ところで、薄毛治療っていったいどこの科に行けばいいのでしょう?
皮膚科?内科?
女性が薄毛の治療をするなら、デリケートな症状も相談できるような、多少の配慮は必要でしょう。
女性の薄毛治療に適した病院・診療科はどこでしょう。

女性の薄毛を病院の皮膚科で治療するという選択

「頭皮も皮膚のうち。それなら病院は皮膚科でしょう。」
はい、その選択は決して間違ってはいません。
特に、薄毛だけでなく、かゆみや湿疹など皮膚トラブルを伴う場合は、皮膚科でそのトラブルに対する治療を行うことで、薄毛も改善されることもあります。

何より皮膚科の病院やクリニックはおそらくわざわざ探さなくても、生活圏内に1ヶ所や2ヶ所はあるもの。「ちょっと行ってみよう」と思った時に利用できるのはありがたいことです。

ただ、皮膚科(だけに限らず多くの診療科)の受付で「今日はどうされました?」と聞かれた時に、「薄毛のことで」とはなかなか言い難い人も少なくないでしょう。
また、皮膚科といっても診察内容は幅が広く、必ずしも選択した皮膚科が薄毛や頭髪の治療に精通していない可能性もあります(むしろその可能性が高いです)。

皮膚科を受診するメリット
・高い確率で生活圏内に皮膚科の病院やクリニックがあるため、利用しやすい
・かゆみや湿疹などの皮膚トラブルの治療は得意
・円形脱毛症や脂漏性脱毛症など、一般的な皮膚科で治療可能な皮膚疾患はこちらがお勧め

皮膚科を受診するデメリット
・受付で来院理由を言うのは恥ずかしい、待合室でそれを聞いていた人たちと一緒に待つのも恥ずかしい
・頭髪治療に特化しているわけではないので、頭髪治療が得意ではない可能性がある
・皮膚科で行う頭髪治療は、治療方法の選択肢が少ない。
・健康保険のみで行う治療では、効果に限界がある場合が多い

女性の薄毛を、頭髪治療専門病院で治療するという選択

少し前まで、薄毛に対して「治療する」という概念はありませんでした。
それが、CMなどの効果で「薄毛は治療するもの」という認識が広まり、現実に薄毛を治療する人の数も増えています。
これはとても良いことです。

頭髪治療専門病院は、頭髪に特化した治療を行い、多くの症例データと知見を有して、多くの薄毛に悩む人を改善へと導いています。

ただ、地域によっては、頭髪治療に特化した病院がない地域があります。
また、薄毛のためだけに病院に行くということに抵抗を持つ人がまだ存在するのも事実です。

女性の薄毛を、女性専用の頭髪治療専門病院で治療するという選択

頭髪治療専門病院には、女性専門クリニックがあります。
これは女性の薄毛には女性特有の症状や原因があり、男性の薄毛治療とは違う治療法と治療薬が必要なためです。
また、女性特有の他症状についても説明が必要になるため、ただでさえデリケートで敷居の高い頭髪治療が、男性と女性が一緒のクリニックでは、待合室での時間でさえ苦痛に感じられる人もいます。

部分的な薄毛だけではない、様々な女性の悩みを打ち明けることができるのが、女性専門の頭髪治療専門病院です。

頭髪治療専門病院を受診するメリット
・頭髪治療に特化し、さまざまな治療法を提示できる
・AGAやFAGAなど、保険適用外の脱毛症の治療にお勧め
・女性と男性が別になった病院や女性専門の病院であれば、女性特有の悩みも相談しやすく、利用しやすい。

頭髪治療専門病院を受診するデメリット
・頭髪治療専門病院が近隣にない地域がある
・薄毛の治療のために行く気恥ずかしさや気おくれから、敷居が高いと感じる人もいる

内科で治療するという選択

甲状腺疾患や膠原病など、症状の1つとして薄毛を発症する疾患があります。
また、薬の中には、副作用として薄毛が発現する場合もあります。
そういった場合は、その疾患の治療を受けることや、薬の服用や使用を中止することで、薄毛の改善が期待できるでしょう。

以上のように、薄毛治療とひと口に言っても、円形脱毛症など保険適用の場合は皮膚科でも治療ができますが、近年悩んでいる人が多いAGAやFAGAなどは保険適用外で、まだまだ疾患についての研究が進んでいる最中ということもあり、頭髪治療を専門に行っている病院のほうが、ベターだということは言えそうです。

女性の薄毛の種類

女性の薄毛とひと口に言っても、その症状や原因はさまざま。
女性を悩ませる薄毛には、どんなものがあるのか一度確認しておきましょう。

びまん性脱毛症

女性の薄毛、脱毛の大半は、このびまん性の症状で現れます。
「びまん」とは「広くはびこる」こと。文字通り、薄毛が頭部全体に広がり、頭頂部、生え際などどこか特定の部位が薄くなるということはなく、頭部全体が薄くなってきます。

「薄くなってきた」だけではなく、「コシがない」「ハリがない」「スタイリングが決まらない」などを感じたら、一度このびまん性脱毛症を疑ってチェックしてみてください。

びまん性脱毛症についてはこちらのコラムも是非ご一読ください。

頭部全体で髪の密度が減ってしまう『びまん性脱毛症』とは

粃糠性脱毛症

抜け毛以外に、大量のフケやかゆみを伴う脱毛症です。
考えらえる原因の1つは、シャンプーです。

洗浄力が強すぎて、頭皮の乾燥がすすみ、頭皮の乾湿のバランスが崩れてしまうことで、症状が出ることもあります。
かゆくてついかいてしまいさらに炎症を悪化する、ということが続いたら、粃糠性脱毛症を疑ってみてください。

粃糠性脱毛症についてはこちらのコラムも是非どうぞ。

大量のフケが出る粃糠性湿疹(脱毛症)の原因と対策

脂漏性脱毛症

頭皮の皮脂分泌が多くなり過ぎることで起こる脱毛症です。
皮脂の過剰分泌に伴い頭皮がベタ付き、頭皮にニキビや湿疹ができたり、かゆみ、フケなどを伴う場合もあります。

頭皮に存在する常在菌の「マラセチア菌」が異常繁殖することが直接の原因ですが、マラセチア菌が異常増殖する理由は、いくつか考えられます。
・シャンプーの回数が少ない
・生活習慣の乱れ
・肉や脂質に偏った食生活
・ホルモンバランスの乱れ

思い当たる節のある人は、生活習慣を一度見直してみましょう。

脂漏性脱毛症については、こちらのコラムも是非どうぞ。

頭皮がベタ付く脂漏性皮膚炎(脱毛症)の原因と対策

FAGA

男性の薄毛の悩みの大半を占めるAGA(男性型脱毛症)。その女性版は、FAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれます。

FAGAは女性ホルモンの分泌量低下などによって発症します。
男性ホルモンの1つ・テストステロンが毛乳頭細胞で5αリダクターゼという酵素に反応してDHT(ジヒドロテストステロン)というより活性化した男性ホルモンへと変換され、毛乳頭細胞にあるアンドロゲン受容体と結びついて、毛母細胞の活動を抑制することで脱毛が促進され、薄毛になります。

女性も微量の男性ホルモン分泌がありますが、通常は女性ホルモンの分泌が活発なため、毛髪の生育に男性ホルモンの影響を受けることはありませんが、加齢やホルモンバランスの乱れなどで男性ホルモンが優位になると、FAGAを発症します。

FAGAについてはこちらのコラムも併せてお読みください。

女性特有の薄毛FAGAの原因と治療法は?

分娩後脱毛症(産後脱毛症)

出産後に急激に脱毛して薄毛になる症状です。
これは妊娠中に増えていた女性ホルモンの分泌が、出産を機に妊娠前の分泌量に戻ることに伴っておこる脱毛症です。
妊娠中に女性ホルモンが増えていたことで成長期を延長していた髪が、女性ホルモンが通常の量に戻ることでヘアサイクルもリセットされ、脱毛していくがこの脱毛症です。
通常の生え変わりの量よりも多いため薄毛になったように感じますが、産後の薄毛は、一時的なものと思ってあまり悩まず、体力の回復に努めましょう。

分娩後脱毛症についてはこちらのコラムもどうぞ。

産後の女性に特有の『分娩後脱毛症』って何?

けん引性脱毛症

いつも同じ場所で髪を縛ったり引っ張っていると、その部分の頭皮や髪の毛に負担がかかり、抜けやすくなります。
お団子ヘアやポニーテールなどをいつもしている人は要注意です。
たまにはイメージチェンジも兼ねて、縛る箇所を変えたり、いっそ縛らずに長く下ろしてみたりしませんか。

円形脱毛症

円形脱毛症が他の脱毛症と明らかに違うのは、他の脱毛症は、髪が「薄くなる」のに対し、円形脱毛症は髪が「抜け落ちる」ことです。
局所的ににゴソッと抜け落ちて、その部分は頭髪がなくなってしまいます。
ストレスが原因という説もありましたが、近年ではストレスはあくまでも誘因で、自己免疫性疾患が原因と考えられています。

女性の薄毛の種類

女性の薄毛に、より確実な改善を望むなら頭髪治療専門病院

皮膚科での治療を選択した場合、頭髪治療専門病院での治療を選択した場合など、いくつか挙げましたが、いかがですか。

「蛇の道は蛇」のたとえもあります。
頭髪治療に特化している分、最新の頭髪科学に精通した医師が多くその道の治療には強いことは、来院する人にとって何よりの安心材料です。
薄毛治療は、確実な改善を望むなら、頭髪治療専門病院がベストでしょう。

良い病院、良い医師の探し方

頭髪治療を行っている病院は増加傾向にあります。
どの病院も患者一人ひとりに寄り添った治療をしてくれるところ、と信じたいですが、実際に治療をしてみないとわかりません。

・FAGAやびまん性脱毛症など、各種脱毛症についての専門知識が豊富
・治療実績が豊富
・口コミや評価はどうか
・やたら高額な治療を薦めない

このあたりをそっとチェックしてみましょう。

ウィメンズヘルスクリニック東京での薄毛治療

ウィメンズヘルスクリニック東京は、女性の薄毛治療専門クリニック。
髪の毛だけでなく、更年期など女性特有の悩みに関する治療も行っています。

女性の薄毛と一言で言っても、
「分け目が目立つようになった」
「スタイリングが決まらない」
「髪にコシやハリがない」
など、気にするポイントは人それぞれ。

ウィメンズヘルスクリニック東京の頭髪治療専門外来では、そんなデリケートな女性の心に寄り添い、1人ひとりに合った治療を提案します。

まず初回のカウンセリングで、貴女の薄毛の原因をきちんと確かめて、治療についての概略をお聞きになってください。
薄毛治療は保険適用外ですので、費用のことを心配する人もたくさんいらっしゃいますが、そんな不安も是非ご相談ください。

カウンセリングを受けたから、治療を始めなければいけないということではありません。

ウィメンズヘルスクリニック東京では、カウンセリング後の治療をどうするかの返事を、その日にいただくことはしておりません。
一度家に帰ってゆっくり考え、改めて治療にとりかかれば良いのです。
もちろん、治療をしない選択もアリです。

いずれにしても、1人で悩んでいても薄毛は改善されません。
薄毛に気づいたら、早く治療を始めるのが早期改善の鉄則です。

無料カウンセリングでお待ちしています。
ウィメンズヘルスクリニック東京 無料カウンセリングフォーム

女性の薄毛に、より確実な改善を望むなら頭髪治療専門病院

(まとめ)

薄毛に悩む女性が行くべき病院はどこか、迷いますね。
皮膚科は行きやすいけれど治療効果に少し不安が残ります。
一方の頭髪治療専門病院は、まず行くのに少し勇気が要りますし、敷居が高いのが現実。

しかし、悩んだり迷ったりしている間にも薄毛は進行します。薄毛治療は早く始めるのが鉄則。効果は早く治療を受けた方が得やすくなります。
女性専門の頭髪外来なら、行った先にいるのは同じように薄毛に悩む「仲間」です。
今より少しだけ勇気を出して、治療に踏み出してください。

今回のコラムは以上です。

関連記事

最新記事