この記事の監修者

医療法人社団ウェルエイジング
Dクリニック東京 ウィメンズ

チーフ 糸井 麻美 (いとい あさみ)

2013年、クリニックに入職。入職時より女性の発毛治療と抗加齢医学を学び、カウンセラーとして患者さまからのお悩みをお聞きし、治療前の不安な気持ちに寄り添い、安心して治療を開始できるように心を尽くしてきた。
現在はDクリニック東京 ウィメンズ のチーフスタッフとして活躍中。患者さま一人ひとりに丁寧に向き合う診療を行うよう、スタッフに対して接遇向上や発毛治療に関する知識の強化を図るとともに、患者さまが心地よく過ごせる雰囲気づくり等にリーダーとして注力している。

いつも同じところで髪を分けていると、分け目が薄くなってくることがあります。分け目の薄毛だけで終わればいいのですが、そこから本格的な薄毛に進行する場合もあります。たかが分け目の薄毛だと軽視することはできません。日ごろの生活の中でできるケアをご紹介します。

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女性にも多い「分け目の薄毛」

薄毛に悩むのは男性だけだと思っていませんか。
近年、女性も薄毛に悩む人が増えています。
特に、分け目の薄毛は、年齢を問わずになるものです。
「私は若いから大丈夫」なんて言っている貴女、他人事ではありませんよ。

分け目の薄毛はどうすれば防げるのでしょうか。
効果的な手立てについて考えましょう。

分け目の薄毛の主な原因

「分け目が広がってきた」「分け目が目立つようになった」と感じるようになったら、要注意。
そのままにしておくと、分け目の薄毛が進行し、さらに薄毛が広がることもあります。
分け目の薄毛が気になるようになったら早めの対処が肝心です。

紫外線

女性は、お顔への紫外線の影響には敏感ですが、頭部への影響には意外と無頓着のような気がします。
でも、人間の立っている姿を思い浮かべれば分かるように、紫外線をたくさん浴びているのは、お顔よりも頭部。
頭部がもっとも紫外線を浴びているのです。

髪で覆われているところは、頭皮への影響はさほど心配いりませんが、つむじ部分や分け目の周囲は、もともと髪が薄いため、頭皮が日焼けしやすいのです。夏の強烈な紫外線を長時間、連日浴びるような環境では、髪の毛へのダメージはもちろんのこと頭皮へのダメージもでてきます。
無防備に紫外線を浴びるのは、お顔と同じように頭皮への影響もあるのです。

髪型

いつも同じ髪型にしていませんか。
同じ場所で分けて、同じ場所できつく縛っているという人は特に要注意です。
同じ場所に分け目をつくっていると、その部分の頭皮や髪の毛に負担がかかり、薄毛になりやすいのです。

分け目のないポニーテールやお団子ヘアなど、同じ場所で髪を縛っている人も同様です。
同じ場所の髪を引っ張ることでその部分の頭皮や髪の毛に負担がかかり、薄毛になる「けん引性脱毛症」という脱毛症も存在します。
常に引っ張られていることで、髪が抜けやすくなるのです。

頭皮へのダメージ(外側から)

パーマやカラーリングの回数は多くありませんか。
頻繁にパーマをかけたりカラーリングすることは、頭皮への負担となります。
ヘアワックス、ヘアアイロンやコテなど、イケてる髪型をピシッと決めるのに必要なアイテムも、量や回数が多すぎると、頭皮や髪の毛への負担となります。

頭皮へのダメージ(内側から)

日ごろ、不摂生はしていませんか。
栄養のバランスを考えない食事、睡眠不足、運動不足、たまったストレス、過激なダイエット…これらは、頭皮の血行不良や栄養不足を招き、頭皮環境を悪化させる要因となります。

上に挙げたような生活習慣から来る薄毛は、分け目だけではなく全体的に薄毛になる「びまん性脱毛症」の一因ともなりかねません。

分け目の薄毛の主な原因

今日から実行! 分け目の薄毛はこうして防ぐ

分け目を変える

分け目の薄毛に対する、わかりやすい対処は分け目を変えることでしょう。
分け目の場所がいつも同じだと頭皮に負担がかかって、分け目の薄毛が進行していく場合があります。
また、分け目を変えることにより、薄毛が気になる箇所が目立たないようになります。

分け目の変え方(新しい分け目のつくり方)

1.シャンプー後、髪を乾かす前にいつもと逆の流れに髪をとかす。
分け目部分の髪の根元を持ち上げながらドライヤーを当てる。
2.頭頂部は、真上から下にドライヤーを当てる。
ロールブラシなどを使いながら髪を固定して乾かすと良い。
3.ドライヤーの仕上げは冷風で。
冷風で、つけたクセを固める感じで。
4.ヘアピンなどで固定する。

分け目の変わった自分を見慣れないうちは、少々違和感があるかもしれませんが、分け目をたまに変えることは、イメージチェンジにもつながります。
いつもと違う自分を発見して、気分転換になるかもしれません。

しかし、「びまん性脱毛症」の場合は、全体的に薄毛になっているため、分け目を変えるだけでは薄毛をカバーできないかもしれません。

紫外線から徹底防御

前述のとおり、紫外線はお顔だけでなく頭皮にもダメージを与えます。
帽子をかぶる、日傘を使うなどして、とにかく頭皮が紫外線にさらされないようにしましょう。
最近は、頭部にスプレーするタイプの日焼け止めも市販されています。そういった製品を上手に生活に取り入れて、とにかく紫外線をブロックすることです。

帽子をかぶる際は、その素材にも気をつけたいものです。
特に暑くなる夏場は、どうしても頭部にも汗をかきます。こまめに洗濯できるお手入れのしやすいものや、蒸れないように通気性のよいメッシュタイプのもの、通気性が良くてUVカット機能のあるラフィアなどの帽子などを選んで、少しでも気分よく過ごせるようにしたいものですね。

生活習慣を見直す

栄養バランスの取れた食生活

「時間がないから」と食事を安易に抜いたり、インスタント食品やファストフードなど偏った食事を続けたり、挙句にスナック菓子を食事代わりにしたり…そんな食生活では必要な栄養がきちんと摂取できません。

いきすぎたダイエットなどにより栄養が足りていない状態は、体もバランスを崩し、髪の毛や頭皮にも悪影響を及ぼして薄毛の原因になります。しまいます。

髪の成長を助ける栄養素と、その栄養素が含まれる食品を紹介します。

<髪の成長を助ける栄養素>
・ビタミンB2:レバー、うなぎ、納豆、乳製品、卵 など
・ビタミンB6:レバー、かつお、まぐろ など
・ビオチン:レバー、いわし、ナッツ類、大豆 など
・亜鉛:レバー、カキ、牛肉 など

「レバー最強!」と言えるようなラインナップになりました。
が、レバーに偏って食べたからといって効果が倍増するわけではありません。
バランスよく適度な量を食べるようにしてください。

タバコとお酒

タバコの煙に発がん性の物質が含まれていることはもう周知のことだと思いますが、タバコに含まれるニコチンは血行不良の原因になり、ビタミンを壊す成分が含まれているため、お肌にも良くありません。
タバコは髪の毛だけでなく、美容と健康にも良いことはありません。ぜひとも禁煙をお勧めします。

また、過度の飲酒も髪のために良くありません。
髪の毛はケラチンという18種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質でできています。

アルコールの分解・代謝にはアミノ酸が使われます。体内に取り込むアルコール量が多いと、分解のためにアミノ酸をたくさん消費することになり、本来髪の毛に行くはずのアミノ酸が肝臓で消費されてしまいます。
もちろん、飲酒がそのまま薄毛につながるわけではありませんが、暴飲を続けていると髪にも良くない影響があるということです。禁酒、とまでは言いませんが、適量の飲酒を心がけましょう。

適度な運動習慣

日ごろの生活中で、運動することはありますか。
運動が好きな人ならともかく、特別好きではない人は、あまり運動の習慣はないかもしれません。
運動は全身の血行を促し、適度な肉体疲労は睡眠不足の解消にもつながります。

いきなりジョギングだのサイクリングだのを生活に取り入れることは難しくても、「買い物に歩いて行く」「ちょっと離れた場所には自転車で行く」程度なら、あまり気負わず取り入れられそうですね。

ストレスを溜めない

「風邪は万病のもと」と言われた時代ははや遠く、現代では「ストレスは万病のもと」と言われるくらい、過剰なストレスは心身にさまざまな影響を与えます。

女性の社会進出に伴って、女性も会社でのストレスや社内の人間関係、プライベートでの対人関係、家庭内の問題など、ストレスを抱えることが何かと多くなっています。

ストレスをゼロにすることは難しいと思われますが、軽減することはできるはず。
カラオケに行ったり、趣味に打ち込んだり、ストレスを発散する方法を見つけて、上手にストレスとつきあいましょう。

睡眠不足の解消

忙しい現代人は、睡眠不足の人がとても多いです。年がら年中「眠い」を連発していませんか。

睡眠は、体の成長や回復に欠かせません。
慢性的な睡眠不足や眠りが常に浅い状態では、日中に受けた体への負担が回復されません。
もちろん、髪の毛や頭皮においても同じことが言えます。

髪の成長に欠かせない「成長ホルモン」は、入眠後3時間に最も分泌されると言われています。

ただ睡眠時間が長ければいいというものではありませんが、ある程度の睡眠時間はきちんと確保したいもの。
時間と同時に質も確保しなければなりません。
寝る前のスマホをやめたり、部屋を薄暗くしたりして、できるだけ「良い睡眠」がとれるよう、努めましょう。

ヘアケアの見直し

少しでも頭皮や髪の毛への負担を減らすために、頻繁なパーマやヘアカラーはやめましょう。同様にヘアアイロンや、コテなどの使用についても一考の価値があります。

毎日行うシャンプーも、この機会に見直してみましょう。
洗浄力の強すぎるシャンプーは、本来必要な皮脂まで洗い落としてしまうことがあります。
頭皮にやさしいと言われるアミノ酸系などのシャンプーなら、頭皮への刺激も少なく、必要な汚れをやさしく洗い流してくれます。

またシャンプー法についても、いま一度見直してみてください。

正しいシャンプー法
1.シャンプー前に髪をよく梳かす
2.まずぬるま湯で予洗いを
3.シャンプーは手のひらで泡立ててから頭にのせる
4.爪を立ててゴシゴシ洗うのではなく、指の腹を使ってやさしくマッサージするように洗う
5.すすぎ残しのないよう、しっかりすすぐ
6.自然乾燥ではなく、ドライヤーを使ってしっかり乾かす

その他、必要に応じて育毛剤などを使用するのも良いでしょう。

気になる分け目の薄毛、クリニックで相談を

分け目の薄毛が気になったら、早めの対処が肝心です。
その薄毛が分け目だけなら、セルフケアである程度改善される可能性もあります。しかし現実には、改善しない人もたくさんいます。
また、最初は分け目の薄毛だけだったのが、そのまま放置したらだんだん広がっていったという人も少なくありません。

その分け目の薄毛が、分け目だけで終わるものなのか、これから始まる薄毛のスタートなのか、なかなか素人では判別できません。
万一、その薄毛が、分け目だけにとどまらず頭部全体に広がっていってしまった時「あの時、もっときちんと対処しておけばよかった」と後悔してほしくないのです。

発毛治療専門クリニックで、「その」分け目の薄毛に対して適切な指導を受けることも対策の1つでしょう。

発毛治療を専門に行っているクリニックには、長年、薄毛治療に取り組んできた経験があります。
ウィメンズヘルスクリニック東京は、頭皮や薄毛の問題を、薄毛の箇所だけの問題としてとらえるのではなく、女性特有のホルモンバランスという目に見えない視点からもさまざまなアドバイスを行っています。

肌質、髪質は人それぞれ違うのですから、同じ薄毛の悩みでも誰かと同じ、ということはありません。
クリニックでは、その専門性を生かして、個人個人に合った治療や対策をご提案します。

「まだ治療するほどではないような気がする」…そんな気持ちをお持ちの人も、治療ではなく相談のつもりで一度来院してみてはいかがでしょう。
ウィメンズヘルスクリニック東京では、無料カウンセリングを実施しています。治療の契約を無理におすすめすることや、ヘアケア製品の強引な販売はしておりません。患者様がクリニックの治療内容、費用などについての説明にご納得いただいた場合のみ、改めて初診予約をいただくようになっています。もちろん、すぐに治療を開始せず、カウンセリングだけでも問題ありません。安心してお問い合わせください。

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気になる分け目の薄毛、クリニックで相談を

(まとめ)

髪のボリュームがそこそこある人でも、分け目周辺はどうしてもボリュームが少ないもの。
髪の量がもともと少ない人は、なおさら分け目周辺は薄く感じます。

そこが薄毛になって、髪がボリュームダウンすると、どうしても老けて見えてしまいがちで、女性としては一大事です。
ましてやそこから薄毛が進行していくなどということは、考えたくもありません。

まずは、今回お話ししたようなセルフケアで対策を試みてください。
そしてクリニックへの相談も視野に入れて、早めに薄毛対策をしましょう。

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